今回は6人の保育士の方が参加されました🙂
お互いを受容し承認しあう、心があたたかくなる2時間となりました。
2022年度のリフディのメインテーマは“保育者の対話力アップ・受容力アップ”
新たに取り組んでいる『保育フォトランゲージ』と
それぞれの体験やそこから考えたことをシェアする『保育マインドチェンジ』の
2部構成で進めていきます⭐
『保育フォトランゲージ』とは…
・写真を見て、わかることや疑問を考える
・背景や写真に写っている人の気持ちを想像する
・話し合うことで、多様な捉え方や考え方に触れる
・子どもの育ちを読み込む
アクティブラーニングの手法の一つです。
第1部:保育フォトランゲージ
今回の写真はこちら!!
●何歳児かな?(→ 2歳児) 絵本の読み聞かせで育まれるものは何かな?
・想像力、観察力
・言葉の獲得
・友だちとのやりとり
・保育者といっしょにいることでの安心感、保育者との信頼関係
・いっしょに読む絵本の世界を共有
・今まで知らなかったものへの興味
●どんな絵本が良いのだろう?
・季節を感じられるもの
・くりかえしの言葉や擬音語を楽しめるもの
・食べ物や電車など、身近なものを扱ったもの
・写真を使ったもの
・その日の活動に合った(あそびにつながる)もの
・保育者自身が好きな絵本を取り入れるのもいい
●絵本は保育室のどこに置かれているのだろう?
・部屋の端など、子どもが落ち着いて読める空間
・写真ではマットを敷いている。子どもがゆったりくつろげる空間がいい。
◎フォトランゲージをやってみた学び・感想
・2歳児でも集中して絵本に向かっているように感じられる。
0歳児からの積み重ねで絵本との関わりが広がっているよう。
・他の方の話を聞いて、『そんな視点もあるんだな』と気づかされた。
・ふだん一緒にいる子どもについて『何が好きだったかな?』と
ふりかえる時間になった。
第2部:保育マインドチェンジ
今回シェアされた話題です♪
【だれの仕事でもないことをやって怒られる!?】
役所の方が来て、午睡の時間に、園長・主任・あるクラスの担任を交えて
話し合いをしていた。午睡にはパートさんと用務の方がついていたが、
話し合いが長引いているようだった。私は別クラスの担当だが、子どもが
何人も起きていたのが見えたため、サポートに入り、パートさんとおやつに
向けて準備をしていた。
すると事務の方から『それはあなたがやる(指示する)ことではない!』と咎められた。
パートさんからは『助かった』と言われたのだが。
このようなことがあると、モチベーションを維持できない・・・
◎このような意見・質問がでました◎
・事務の方はどんな立ち位置?役回り?
→ 近く、フリー保育士に役割変更となる予定の方。仕事でモヤモヤしていたのかな。
・困っている状況に気づくのは良いこと。園長や主任は状況を知っていた?
→ 園長には一言伝えてからサポートに入ったのだが・・・
・役所の人が来るなんて、そもそも何があった?園全体がざわざわしている感じが。
→ 事故が重なっていた。まとめ役の方が退職した影響かも。みなギスギスしている。
・(自分の園でも)会議が長引くと保育に入っているパートが不安を感じている。
手薄になるのが予想されるとき、保育をどのようにするかを事前に共有しておくのが
大事と思う。同じ状況でサポート入ってもらえたら嬉しいし、自分でも入ると思う。
・課題解決に向けて、園が大きく変わらなければならないタイミングのように思う。
職員全員のメンタルケアが必要かも。”気づく人”だからこそ周りからいろんなことを
言われやすいのかもしれないが、『最近どう?』『元気?』など、逆に聞いてあげる
のはどうだろうか。
★その園の状況を気遣いながら、相談者さんの行動の価値を認め、元気づける
コメントが多く聞かれました。
◎最後のふりかえりでは
12月から職場を変わる方から、こんなコメントをいただきました。
・今の園の職員とは、保育観が違い過ぎた。同じ保育なのに、まわりはサッカーで
私はバレーボールをやっているような感じ。リフディで話を聞いてもらえば
もらうほど、私は間違っていないと思えた。
・悩むなら、人間関係でなく”どうやって保育をより良くするか”で悩みたい。
・園で気になっていた子どもへの心残りはあるけど、その子に向けられなかった分、
次の場所で出会う子どもに気持ちを向けていきたい。
★私たちの交流、学び合いの価値を再認識した瞬間でした。
立場や役割の異なるさまざまな人が集まるからこそ、うまくいくアイデアに出会えます。
保育に携わる皆様、ぜひ一緒に学び合いましょう。
次回のご予約は下記フォームから!