2022年11月29日

11/26 (土) 新リフディ(Refdy)🍀開催レポート

今回は6人の保育士の方が参加されました🙂

お互いを受容し承認しあう、心があたたかくなる2時間となりました。

 

2022年度のリフディのメインテーマは“保育者の対話力アップ・受容力アップ”

新たに取り組んでいる『保育フォトランゲージ』と

それぞれの体験やそこから考えたことをシェアする『保育マインドチェンジ』の

2部構成で進めていきます⭐

 

『保育フォトランゲージ』とは…

・写真を見て、わかることや疑問を考える

・背景や写真に写っている人の気持ちを想像する

・話し合うことで、多様な捉え方や考え方に触れる

・子どもの育ちを読み込む

アクティブラーニングの手法の一つです。

 

第1部:保育フォトランゲージ

今回の写真はこちら!!

●何歳児かな?(→ 2歳児) 絵本の読み聞かせで育まれるものは何かな?

・想像力、観察力

・言葉の獲得

・友だちとのやりとり

・保育者といっしょにいることでの安心感、保育者との信頼関係

・いっしょに読む絵本の世界を共有

・今まで知らなかったものへの興味

 

●どんな絵本が良いのだろう?

・季節を感じられるもの

・くりかえしの言葉や擬音語を楽しめるもの

・食べ物や電車など、身近なものを扱ったもの

・写真を使ったもの

・その日の活動に合った(あそびにつながる)もの

・保育者自身が好きな絵本を取り入れるのもいい

 

●絵本は保育室のどこに置かれているのだろう?

・部屋の端など、子どもが落ち着いて読める空間

・写真ではマットを敷いている。子どもがゆったりくつろげる空間がいい。

◎フォトランゲージをやってみた学び・感想

・2歳児でも集中して絵本に向かっているように感じられる。

0歳児からの積み重ねで絵本との関わりが広がっているよう。

・他の方の話を聞いて、『そんな視点もあるんだな』と気づかされた。

・ふだん一緒にいる子どもについて『何が好きだったかな?』と

ふりかえる時間になった。

 

第2部:保育マインドチェンジ

今回シェアされた話題です♪

【だれの仕事でもないことをやって怒られる!?】

役所の方が来て、午睡の時間に、園長・主任・あるクラスの担任を交えて

話し合いをしていた。午睡にはパートさんと用務の方がついていたが、

話し合いが長引いているようだった。私は別クラスの担当だが、子どもが

何人も起きていたのが見えたため、サポートに入り、パートさんとおやつに

向けて準備をしていた。

すると事務の方から『それはあなたがやる(指示する)ことではない!』と咎められた。

パートさんからは『助かった』と言われたのだが。

このようなことがあると、モチベーションを維持できない・・・

 

◎このような意見・質問がでました◎

・事務の方はどんな立ち位置?役回り?

→ 近く、フリー保育士に役割変更となる予定の方。仕事でモヤモヤしていたのかな。

・困っている状況に気づくのは良いこと。園長や主任は状況を知っていた?

→ 園長には一言伝えてからサポートに入ったのだが・・・

・役所の人が来るなんて、そもそも何があった?園全体がざわざわしている感じが。

→ 事故が重なっていた。まとめ役の方が退職した影響かも。みなギスギスしている。

・(自分の園でも)会議が長引くと保育に入っているパートが不安を感じている。

手薄になるのが予想されるとき、保育をどのようにするかを事前に共有しておくのが

大事と思う。同じ状況でサポート入ってもらえたら嬉しいし、自分でも入ると思う。

・課題解決に向けて、園が大きく変わらなければならないタイミングのように思う。

職員全員のメンタルケアが必要かも。”気づく人”だからこそ周りからいろんなことを

言われやすいのかもしれないが、『最近どう?』『元気?』など、逆に聞いてあげる

のはどうだろうか。

★その園の状況を気遣いながら、相談者さんの行動の価値を認め、元気づける

コメントが多く聞かれました。

 

◎最後のふりかえりでは

12月から職場を変わる方から、こんなコメントをいただきました。

・今の園の職員とは、保育観が違い過ぎた。同じ保育なのに、まわりはサッカーで

私はバレーボールをやっているような感じ。リフディで話を聞いてもらえば

もらうほど、私は間違っていないと思えた。

・悩むなら、人間関係でなく”どうやって保育をより良くするか”で悩みたい。

・園で気になっていた子どもへの心残りはあるけど、その子に向けられなかった分、

次の場所で出会う子どもに気持ちを向けていきたい。

 

★私たちの交流、学び合いの価値を再認識した瞬間でした。

 

立場や役割の異なるさまざまな人が集まるからこそ、うまくいくアイデアに出会えます。

保育に携わる皆様、ぜひ一緒に学び合いましょう。


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