今回の参加者は8名。保育士、看護師等多様な方々が参加してくださいました🙂
いろんな世代が集まり様々な悩みを共有しながら活気のある空間となりました♪
2022年度のリフディのメインテーマは“保育者の対話力アップ・受容力アップ”
新たに『保育フォトランゲージ』に取り組んでいきます。
リフディは2部構成です⭐
今年度のリフディは『保育フォトランゲージ』と
それぞれの体験やそこから考えたことをシェアする『保育マインドチェンジ』の2部構成で進めていきます。
『保育フォトランゲージ』とは…
・写真を見て、わかることや疑問を考える
・背景や写真に写っている人の気持ちを想像
・話し合うことで、多様な捉え方や考え方に触れる
・子どもの育ちを読み込む
アクティブラーニングの手法の一つです。
第1部:保育フォトランゲージ
今回の写真はこちら!!
●どんな会話をしているのかな?
・自分の好きな玩具を持って友だちと会話している?おもちゃ自慢
・見てみて~あっかんべ~!!
・隠れてみよう?
・おうちみたいだね
・入れたよー
・望遠鏡のようなものを持っているので探検ごっこをしている?
●何を楽しんでいるのかな?
・友だちと真似をしあったり、距離が近いのでぬくもりを互いに感じたりしている。
・暗くて狭い空間の中での共有体験、友だちと一緒が楽しい。
・一人で遊んでいたがいつのまにか隣に友だちがいた(並行遊び?)
●3歳児のどんな育ちが表れているのだろう?
・3歳児なので会話を楽しむというよりは一緒にいるのが楽しい。
・大人が入らず子どもだけの世界で子どもの発想が広がる。
・少し雰囲気が幼そう?何月頃の写真なのか?
共有体験が楽しいと感じる前にぶつかることもあったのはないか?成長し友だちと一緒が楽しいと感じられるようになったのではないか?
◎フォトランゲージやってみた学び・感想
・子どもの問題行動として捉えるのではなく、子どもの特性を理解することが大事。
・一人でゆっくり遊べる、友だちとちょっとした環境を整えると落ち着いて遊べるのではないか。
・写真を見て細かいところまで見るということでより深掘りができる。
・狭い空間がないので雨天時等戸外に出られない時に試してみたい。
・写真を見ず途中からセッションをした。話だけ聞くことで保護者目線で話を聞く感覚で楽しめた。
また1枚写真があるだけでより子どもの状況がわかると実感した。
・なぜ狭い所が子どもは好きなのか?
→母親のお腹の中で生命は育つので動物は本能的に狭くて暗い空間は安心安全なのではないか。
子どもにとっての安心安全性とあえて入ってもいいところを作る環境設定が大事
・どんなタイミングではいるのか?
→眠い、安心したい、遊びたい等、その子によって違うのではないか?一人ひとりをよく見てデータ化しても面白い。
第2部:保育マインドチェンジ
今回シェアされた話題です♪
・1歳なりたての子 担任がいなくなると泣く
・丁寧に保育しているようには見えないが・・・
その担任も子どもの発達を理解せず怒っていることもあるのにどうしてか?
◎このような意見がでました◎
・成長し特定の保育者を後追いする時期ではある。
・雑に扱っているからこそ後追いする いきなりいなくなってしまう不安感
積み重なるほど遊びではなく大人を後追いすることに子どもは必死になる。
・行くけど戻ってくるという安心感が子どもには必要。
必ず一つひとつ大人が行動する際、声をかけ丁寧な保育するほど安心して後追いが少ない。
・泣き止ませるのではなく「大丈夫。」「○〇に行ってるけど戻ってくるからね。」等言葉はわからなくても子どもに伝えていくことで状況を把握できるようになってくる。 優しく声をかけて安心感を与えられるように。
・保育する上で違和感を大事にしてほしい。リフディのようなサードプレイスで他の園の先生方と話しながら保育の質を考えることを大事にしてほしいと思う。
2つ目のシェアされた話題です♪
・1、2歳児合同クラスで朝からみんな泣いて落ち着きのない様子だった。
・2年目の先生も落ち着きのないまま絵本を読み始めていた。その状況を見て2年目の先生に強く当たった後、
園長はテレビをつけ落ち着かせようとした。
・子どもの前で大人が強い口調で当たるのはどうなのか
・2年目の先生も保育の意図がみられない。
◎このような意見がでました◎
・2年目の先生にどうしてあげたらいいのかをみんなで考えていく。
・朝の会はその年齢で必要なのか?子どもに合ってないのでは?
・テレビの使い方を考えていくべき。今ある園の環境を踏まえてどうしていくか。
・自分も同じ2年目だから気持ちがすごくわかる。
「最近大丈夫?」とさりげなく声をかけてあげるだけでも安心できるのではないか
・書籍『「あたりまえ」を見直したら保育はもっと良くなる!』を読むことで保育を考えるきっかけとなる。
・若い子も違和感に感じたことを声に出してみてもいいのでは?
・会議ってどれくらいやってる?
→ クラス会議、運営ミーティング、月案会議等月1回あったり、リーダー会議、全体会議(情報共有)等
各保育園工夫しながら会議している。若い世代が発言できない状況もある。
しかし何のための会議なのか 会議をやっていく意図をみんなで考えなければ意味がない。
会議の呼び名を変える(出席者ではなく目的で)だけでも質がわかっていくのではないか
◎参加者の意見を聞いて
最後の振り返りでは…
・怒られて言うことを聞かされている新人さんは何を信じていいかわからず手さぐりになっている。
雑談などをしながら信頼関係を深めながら距離を縮めていきたい。
・若い世代とミドル世代で会議を分けることもあった。
それぞれの立場が発言できる空間づくりが大事。
・保育士不足で会議ができない園もある。これから保育者がすごく増えるということが難しい中どうしていけばいいのか常に考えていくことが大切。
立場や役割の異なるさまざまな人が集まるからこそ、うまくいくアイデアに出会えます。
保育に携わる皆様、ぜひ一緒に学び合いましょう。
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