「園長★主任の休憩室」開催レポート
今回は6名参加で、園長・主任が集まりました😊
本日は、それぞれの近況を振り返りつつ、各自治体での情報交換をしていきました。
*園内の会議について
・週に1日連絡帳を作らない日をつくって、クラスミーティングをしている
(ドキュメンテーションがあるので、保護者は理解頂いている)
・園長から「保育の話してね」ときっかけをつくることで、保育の話ができる
(会議時間を確保するシフトスケジュールをつくったり)
*職場や職員の雰囲気
・職員を十分に配置したからと言って、働きやすさを感じているわけじゃないことがある
働きやすいほど、、職員がゆったり仕事する感じがある。
・保育士が対人援助職であるという意識を持つことも大事だと思う。自分自身を見つめたり、自分の感情をコントロールして働いていくことが大事。
*政治や行政への関わり方
・保育士の最低配置基準が引き上げられることが、大前提として大事
・そのためには行政に対して、保育現場の現状を理解してもらうことが重要
・まずは個人で、各自治体に陳情書を出していきたいと思っている。
・すでにとある自治体の園長会では、行政に意見を出すための団体を作り始めようとしている
※参考:市民が行政に意見をする方法
・陳情書:「個人で」行政に対して意見できる
・請願書:「複数名で」行政に対して意見できる
*政治側からみた保育現場
とある議員に保育のことを聞いてきました。
・政治側はなかなか保育現場のことがわからないのが本音
・街角に立って保育士の意見を聞いてみたら「危機管理のための仕事がとても増えた」という声が多かった
・公園に子どもが置き去りにされる事案で共通していたのは「園庭がない・狭い保育園」だった
事案の要因を「保育士の集中力不足」にするのはよくないと思っている
*補助金情報
・「保育体制強化事業の拡充」のための補助金が新設されている
★市区町村単位での実施可否なので、自治体によって異なる
・この補助金の疑問点:なぜ小規模保育園は、事業内容が限られているか?
・小規模保育園では、0歳児の定員割れがあり、運営がかなり難しいと感じている。
在園児数ではなく、定員数で補助金支給がされることを常々、要望している
*各園の人権教育の進め方
・とある区では、公立保育園で不適切保育が発生したことから、人権研修や体制チェックが強化された
・その区では「嫌いなものは無理強いしてはいけない」「子どもの頭を触って、人数を数えてはいけない」などの記載がある
・ある程度ベテランの保育士は、人権配慮と現実のバランスを取ることができるが、、
若手保育士は「それが当たり前なんだ」と思ってしまい、子どもの成長に影響が出てしまわないか心配
★★★ネクスト・アクション★★★
・保育体制強化事業が、それぞれの自治体で導入されているか?
・小規模保育園で、強化事業の補助金に制限があるのはなぜか?
・請願書の雛形を入手!
・とある区の人権教育の資料を入手!
その他、本レポートでは書ききれない濃い内容のコメントやご感想もたくさんありました!
今年度の目標は、より多くの園長や主任、保育士の方々から意見を集めて、厚生労働省に意見書を提出することです!
次回開催は、下記をご覧ください^^
※本レポートには、個人や園が特定され得る個別性の高い内容は記載しておりません。
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