12/19「園長★主任の休憩室」開催レポート
【8名参加 / 園長・主任・保育士・保育士興味ある方】
参加していただいた皆さん、ありがとうございました
さて、今回の園長の休憩室の振り返りです。
園長★主任の休憩室のテーマは【園長★主任の忘年会 “働く上での制度を知ろう!!”】です!
冒頭に、保育士で働く制度や補助金に関するプチプレゼンがありました😊
その内容を踏まえて、フリー交流タイムでした。
◆公定価格や補助金の地域差ってどう説明する?
・複数の地域で保育園を運営していると、保育園ごとの収支を出さずに、丸っと会計してるとこが多い
なので、職員には説明しづらい部分も。。
・現在は職員配置基準が高い横浜市も、昔はそうでなかった。保育士が、行政に対し団体交渉をした経緯から、いまのような状況になった。
・補助金の手厚い地域と、そうでない地域が隣接していると、保育士採用はかなり苦しい部分がある。
◆土曜保育すると、財政面が苦しい件
・保育園への補助金は土曜保育をする前提で補助金が入っている。しかし、実際はちゃんと土曜保育すると財政面が大変。
さらに、、土曜保育をやっていないと補助金が削られる動きになり、ますます大変になりつつある印象
◆今回の9,000円支給について
・世の中的に、保護者(労働者)を働かせようとする動きがあり、それにともない保育士の勤務条件も大変になる感じがある。
・9,000円はいいけども、根本的な部分が改善されるように動いてほしい。
◆園医について
・子ども対応が慣れていなかったり、相談しにくい先生が多い。1回くると数〜十数万円を払うこともあり、モヤモヤすることが多い。
・親身な先生もいて、コロナやインフルに関して情報をもらえることや、いつでも相談できたりもする。
・東京都は園医を自由に選べるが、とある地域では行政指定の園医でなければいけないこともあり難しさを感じる。
◆国や行政に意見を届けるには?
・厚生労働省に直接意見を言いに行ける。何人かで、様々な立場で団体をつくったらいいに行ける!
・とある市の市長選で、保育園増設を掲げている候補者全員にDMをしてみた。
内容は「保育園を増やすにしても、隣接市の方が給与も高いし、配置基準も手厚い。なので、保育園増やしても、保育士集まらないです」
とある候補者は、そのことを知らなかった。
◆加配保育士の加算について
・とある地域では、加配対象児を公立で預かることができずに、ほぼすべて私立に声がかかる
・受け入れれば、加算はあるがパート職員を雇用してやっとのレベル
・東京都の場合は、国に加えて都の加算もあるが、他の自治体はそうでもない。
◆園庭が小さい園があるのはなんで?
・保育園を増やすために園庭の基準を緩和した背景があるから。
◆保育園の経営難について
・コロナ禍で定員割れが進んだような雰囲気もあり、保育園のM&Aの案内が増えている
★来年の目標!
・厚生労働省に意見を言いに行く!
次回開催は、下記をご覧ください^^
※本レポートには、個人や園が特定され得る個別性の高い内容は記載しておりません。
⭐⭐次回テーマ⭐⭐
「厚生労働省に、言いたい意見を大募集!」
1/16(日) 16:00-17:30
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