2021年8月3日

園長の休憩室☕🍰開催レポート【次回:8/22(日) 16:00-17:30】

保育園の園長・主任保育士のためのマネジメント実践研修

7/18「園長の休憩室」開催レポート

【9名参加 /園長・主任・保育士・運営事務】

参加していただいた皆さん、ありがとうございました
さて、今回の園長の休憩室の振り返りです。

 

園長の休憩室では、次のように進行していきます。

(その1)みなで話したいテーマを出し合い、グループセッション
(その2)メンバーを変えて、再度グループセッション

今回は下記のようなテーマが主にでてきました

 

●休憩の取得について皆さんと話したい!

「休憩をとりましょう!」と言ったが、なかなか浸透しなくて、どのように休憩をとる雰囲気をつくるとよいでしょうか?

これについて参加者の皆さんからのご意見が多く出ました。

・休憩がないのが当たり前になっていると「休憩取ることに違和感」を持っている人が多いのかもしれない。もしくは「休憩を取ることが申し訳ない」と思っている可能性もある。

・「給食の時間が休憩」と思っている人も多そう

・休憩時間に保育室の外に出たいなーと思うけど、なかなか出にくい雰囲気がある。

・まずはお茶を飲むために休憩室に行くところからやってみるのはどうか?

・「とりあえず、休憩時間に園の外にでよう!」と駅の近くの施設に行ってみたこともあった。結果として、移動時間があるので、外出はなくなったけど、園内で休憩取るようになった。

・休憩をとれるように、休憩のためのタイムスケジュールをつくっている。

・園全体で「誰が休憩ととったか?」というのを「見える化」して、お互いに声を掛け合えるようにしている。

・休憩を取りながら連絡帳を書いている人が多いような場合は、業務改善も一つ大事なアプローチだと思う

・最近できた保育園は、労働法に対する意識も強いので、「休憩をとるには?」という前提で運営を組み立てているような気がする

・まずは「30分」という感じに、小さくとってみる。

・休憩をとることを「目的」にすると、「休憩をとらなければいけない!」という雰囲気になる。

・休憩をとるのは、何かの手段であり「何のために休憩って必要かな?」と考えるように促すとよいかも。実際夕方の事故防止につながると思う。

・休憩の効果として瞑想やヨガの呼吸などのように、いったん休みというものがありますよね。それによって、次の仕事に集中できる効果があると思う。

・休憩のときに「アイスあるよ〜!」と言うと、休憩行きやすいかもしれない!

 

●休憩取得の話から、業務改善をしていくことも必要ですね!という話になり具体的な例がでてきました。

・業務改善のためにまずは書き出して「見える化」を行った。

・連絡帳を複写式にして、複数の書類で共通することは何度も書かないようにした。

 

●対数について、自治体により改善されているところもありますが、どうでしょうか?

・配置が手厚い新潟や横浜は、もともと保育園側から声を上げる雰囲気が強かったので、待っているだけじゃなく、声を上げていけるといいのかも。

・中学生がようやく30:1になったので、そろそろ保育園でも検討が始まってほしいとも思う。

・東京都には「2階保育士」というのがあり、2階から避難するときのための要員としての配置が推奨されていたとか。

 →しかし、東京都の補助金の仕組みが変わったことをきっかけに廃止されてしまった。

 

●お菓子係ってどうされていますか?

・お菓子係の文化がある園と、ない園がある。

・皆からお金を集めて、飲み物とお菓子は用意する。

・園の周りにコンビニ等がないと意外と係が求められる。

・業者の置き菓子のある園もあった

 

本日の感想はこのようなものでした

保育会の常識と、「社会の常識」がだいぶ違っていることがあるなと思った。
・休憩を取れるようにするために、園に戻って話してみます!
・株式会社参入は、休憩を当たり前にとれる文化が保育にできてきたきっかけかもしれない。
・ほかの園ではどうか、こういう場で話し合えるといろいろわかってきて面白いですね。などです。

次回開催は、下記をご覧ください^^

※本レポートには、個人や園が特定され得る個別性の高い内容は記載しておりません。


 

⭐⭐次回はこちら⭐⭐

8/22(日) 16:00-17:30

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