2018年12月4日

こどものチカラ

☆☆☆園長ぷちコラム☆☆☆

【 子どものチカラ 】

〜1歳児の保育〜

お昼、1歳児の食事前の時間を手伝いました。
担任は食事の準備と着替えに分かれています。
私は遊びの空間に着きました。

食事の準備ができると、担任が声をかけます。

「ごはんの仕度できたよ。待っているね」

その後の様子を見届けていると、自分のタイミングで遊具をもとに戻し、納得して食事に向かいます。

 

着替えが済んでいない子(丁寧に関わるために順番)が着替えに誘われます。

「ごはんの前に、きれいな服に着替えようか?

待っているね」

せっかくつないだブロックが手放せない様子。

電車に見立てて床を走らせてみて、ちょっと考えて棚に向かいました。背伸びをして、棚に乗せようとします。

「ここにとっておく?」と聞いてみると、

笑顔で大きく頷く。

保育士のもとへ足どり軽く向かいます。

誘ってもすぐには来ない。小さくても、“気持ち”“意思”があります。

声はかけるが

「待っているね」

しつこく誘い続けない保育士は、

子どもが自分で行動するチカラを信じている。

そのように感じました。

とても心地よい空間で子どもが生活している。

信頼関係=子どもから信頼されることから始まるのではなく、子どもを信頼することから始めるのでしょう。

学ばせてもらいました。

#保育士 #1歳児保育 #子どもの権利