🌈子どもとことばの世界⑥🌈
~今井和子先生から学んだこと⑥~
ことばの世界は3歳児へと進みます。
2歳児までに
『自分の本当の気持ち』をくみとってもらえる体験をかさね
『自分の言葉で自分を伝える』ようになってきた子どもたちは、
生活の中での言葉が豊かに広がります。
遊びの中で、理解しあう友だちづくりが大切です
一緒に遊んでいるから友だちなのではなく
イメージを共有しあう友だち関係が大事になってきます。
イメージは言葉で共有するようになっていきます。
【主体が輝く3歳児】
3歳児は楽しいことがあると
「またあしたね」
「またやろうね」
この「また」という言葉をよく使います。
未来が描けるようになった
心の成長が
「またやろうね」の言葉に出てきます。
“これがやりたい”その思いを言葉にして、やりたいことで存分に遊ぶ
その体験が大切です。
【ごっこ遊びが大切】
何かになった“つもり”になる。
この“つもり”は目に見えない
〇〇ちゃんはお母さん
〇〇くんが運転手
言葉によって“つもりの世界”を
分かち合っていきます。
時に『つもり』が食い違います。
そこがチャンスです。
「どうしたの?」
「どうするつもりだったの?」
気持ちを引き出す会話が重要です
「怒っていても仕方ないでしょう」
これでは言葉がでてきません。
心のなかの「つもり」を
ゆっくり引き出すことで、
友だちとイメージを共有する言葉が
広がっていきます。
続く…