2019年2月12日

🌈子どもとことばの世界③🌈

🌈子どもとことばの世界③🌈

~今井和子先生から学んだこと③~

 

【ことばに代わる言葉や行動がこ・と・ば】
言葉でうまく言えないから
泣いて訴えているのです。

 

「どうしたのかな?」
「ああかな?」「こうかな?」「それともこうかな?」

決めつけないで、いろいろと聞いてみる
わかってもらえた時は、本当にうれしそうな顔をして頷きます。

切り替わらないで、泣くこともあります
「つらいね」
「よくわからないけどわかりたいと思っているよ」

泣いて表現すること、そのまま受け止めていく。

この時期に激しい葛藤を表に出し
自分の感情をとらえていく体験をしている。

【行動から
子どもの本当の願いや求めをとらえる】

『自分の本当の気持ち』をくみとってもらえる体験が

『自分の言葉で自分を伝える』子どものことばを育てていく

~ものを投げるまあちゃん
子どもからから学んだこと~
まさとしくんという男の子がいました
彼の両親は耳が聞こえないため
彼の言葉はすこしゆっくり発達していました。

 

まあちゃんの聴力は正常でした。
言葉の体験を豊かに重ねるために
まあちゃんは保育園に入ってきました。
まあちゃんと和子先生の出会いです。

 

「アーアーアーアー」
まあちゃんの言葉はそれだけです。

滑り台の上に遊具をもって上がっては
下に勢いよく投げる。そんな日が続きます。

若いときの和子先生は、まあちゃに
「ものを投げてはいけません!」
と厳しく叱ったそうです。

へー
和子先生にも、そんな時代があったの?

毎日、子どもと関わり
思考錯誤している私たちに重なります。

 

まあちゃんと和子先生の物語に
参加者の興味はグングンと引き込まれていきました。

長くなりますので     続く…