🌈子どもとことばの世界🌈
~今井和子先生から学んだこと②~
【コミュニケーションって何?】
しゃべっているけど
話していない
そんな子が多くなってきています。
「ねえ ねえ ねえ ねえ」
他の子と話していても、お構いなしに入り込んでくる。
一方的に「わー」っと話して
「そうなんだ。それからどうしたの?」
応答しても、その声は聴かずにどこかに行ってしまう。
テレビの言葉、刺激的な言葉で
「ふざけんな」「だるい」と言ったり
流行のお笑い言葉で笑っているけど
自分の言葉では語れない。
和子先生が例に出す子どもの姿に
“ある ある ある ある”
と参加者の頭がうなづきます。
【乳児期の関りが
コミュニケーションの土台】
「人は大切な人と一緒に分かち合うことで、
初めてコミュニケーションの感情を発達させることを知る。
この喜びを分かち合う体験がやがて
相手と悲しみを分かち合うことができる
思いやりの気持ちを育てることになる」
(アンリ・ワロン フランス心理学者)
言葉にならない
乳幼児期のねがいや要求を
どれだけ受け止め、
言葉にしているか?
コミュニケーションの土台として
自分の本当の気持ちを汲み取ってもらえる体験がとても大切
【2歳児の激しい葛藤と自律の芽生え】
「どうしたいの?」
「なんでなくの?」
「言わなきゃわかんないでしょ!」
そんな風に子どもたちに関わっていませんか?
“ある ある ある ある”
わが身を振り返りながら…
同僚を思い浮かべながら…
はっとさせられたような空気が
会場に流れます。
さて、子どもをどのように捉えて
どのように関わることが
子どもの
コミュニケーションの土台になるのでしょうか? 続く…