ことばあそび絵カード秘話3
🎵もしもあめのかわりに🎵
村山籌子 作
〜奇跡的出会いが重なって〜
今井和子先生が、ことばあそびの本を貸してくださいました。すでに絶版になってしまっている貴重なものです。
今井和子先生を中心に、久津摩英子先生、太田ちえ先生他、数名の先生方が、遊び方を紹介している本でした。
「『もしも』この仮定のことばは、他の人の心を自分の事のように理解する時に必要。“もしも自分だったらどうするだろう?”って。
思いやりを持ちなさい。と言って育つわけじゃない。“もしも”と想像して遊ぶ体験こそが、思いやりの根っこになっていく」
和子先生の話を聞いたら、どうしてもどうしても『もしもあめのかわりに』をカードにしたいと思ったのです。
「著作権がどうかな…?」詞を文字にして印刷するには、著作権のある方に許可を得る。そういうハードルがあることも改めて実感です。
なんと、90年以上前、大正時代の作品です。当時の雑誌の出版もとに連絡をとり、ようやく許可をいただきました。
💧☔💧☔😺☔💧☔🐶☔💧☔🐭☔💧
『子どもとことば研究集会』(8月)
発表するにあたり、若手劇作家の西上寛樹さんに演出を手伝っていただいた時のことです。
その日はちょうど雨でした☔
雨に濡れた傘をたたみながら、
ビニール傘にねこ🐱やいぬ🐶のシールを貼ったらどうかな~⁉というアイディアを提案しました。
西上寛樹さんが
「今年作ったばかりの作品『はれときどきぶた』(人形劇)で、“もしもあめのかわりに”を使った」
と言うのです。もうビックリ❗❗❗
90年以上の時を越え、平成最後の年に“人形劇の挿入歌”と、“ことばあそび絵カード”として、この詩は蘇ったのです。
偶然と必然。奇跡や運命。
『もしも』の魔法がカードに降り注いだのです✨
『もしも』と想像する力、子どもたちのイマジネーションが未来を明るく照らしてくれますように✨☔✨☔✨
https://blog.amano-jaku.com/2018/05/13/harebuta4/
イラストは、私たちの仲間(奄美大島出身)の同郷の友だちが描いてくれました。詩にピッタリのイメージです😺🐶🐭
イラストのみのバージョンと、文字入りのイラスト2種類用意しました。
子どもたちの文字に興味に合わせてどちらでもお好きな方を選んで活用してくださいね❤
https://hoikushi-kenshu.jp/blog/%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%b0%e3%81%a7%e3%81%82%e3%81%9d%e3%81%bc%e3%81%86%e2%9d%97%e7%b5%b5%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%89%e5%ae%8c%e6%88%90%e2%9d%97%e2%9d%97/