「園長★主任の休憩室」開催レポート
今回は9名参加で、園長・主任・リーダー・保育士が集まりました😊
認可園・企業主導型・院内保育所・相談支援事業所など、様々な方々が集まりました。
*新年度に向けて各園の状況
・4月の新入園児の受け入れ対応の仕事が多い
・人材紹介からの問い合わせが例年2月は少ないが、今年はやけに問い合わせが多い
・退職者はいないが、産休育休に備えて、追加の職員採用をしている
・某地域では、保育士が足りないのか、スカウトメールが例年に比べて多い
・まだ新年度の人事が発表されておらず、準備しにくい状況がある
・採用するスタッフについて、法人と協議を進めている
*開園から数年たって変わってきたこと
開園から数年たった園の方が複数いたので、変化について話しました。
いずれの園も、人の入れ替わりが毎年あり、入れ替わる度に、よい方向になってきた気がする。
例えば、こんな変化があった。
・会議の雰囲気が大きく変わってきて、みんなが遠慮せずに意見をしているのがよくわかる。
・物事の判断するときに、先延ばしにせずに決めるようになった。
・お互い、軽やかにアドバイスや意見をし合えるようなった。
(”これやってみよ〜!” ”いいね!やろう!”)
・雰囲気が重たいクラスは、特定人物の退職で、がらりと雰囲気が好転した
・雰囲気がよくないクラスは、子どもの話ではなく、大人同士の話が多い
・辞めていった職員は、物事が完璧じゃないと仕事が進められなかった
残った職員は、「NoじゃなければGo」「もしダメだったら、そのとき修正しよう!」という意識で、あっという間に仕事を進めていっている
等など。
*保育士による子どもへの不適切な関わり
各自治体から、保育園に対して調査が入っている。
各園の調査状況は、、
・全国保育士会のチェックリスト(https://www.z-hoikushikai.com/about/siryobox/book/checklist.pdf)を使って職員に調査をしているが、表現が少々抽象的なこともあり、現場の保育士さんには難しい質問もある。
・仙台市のチェックリスト(https://www.city.sendai.jp/uneshien-kikaku/documents/hoikusyo_jinnkenyougo_tyekkurisuto.pdf)を使っている。
表現が具体的であり「頻度」を聞いているので、答えやすい。
・仙台市のチェックリストを、個人ごとではなく、各クラスに配布をしてクラスごとに話し合ってもらうようにした。
・事例共有:保護者からの相談
幼児クラスの保護者から「ご飯を食べないと、先生から厳しい対応をされているみたい」と指摘があった。調べた結果、その子自身ではなく、周りの子に対する対応を自分ごとかのように捉えているのでは?と分かった。
自分以外のことも理解できるようになる幼児に対しては、「なぜ食事(栄養)をとるのか」という理由や背景を保育のなかで伝える(考える)時間をつくっていきたい。
*イベントのご案内
横浜で開催されるインクルーシブ(障がい者関連)のイベントです。
オンライン開催もあるので、ぜひご参加ください! 保育士ボランティアも募集中です。
はまカラホリデー
*次回の園長★主任の休憩室
3月はお休みになります。来年度の日程はまたアナウンスします!!
※本レポートには、個人や園が特定され得る個別性の高い内容は記載しておりません。
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