9/24(土) 新リフディ(Refdy)🍀開催レポート
今回の参加者は13名。2か月ぶりの開催でしたが保育士、主任、園長沢山の方が参加してくださいました🙂
22年度のリフディのメインテーマは“保育者の対話力アップ・受容力アップ”
新たに『保育フォトランゲージ』に取り組んでいきます。
リフディは2部構成です⭐
今年度のリフディは『保育フォトランゲージ』と
それぞれの体験やそこから考えたことをシェアする『保育マインドチェンジ』の2部構成で進めていきます。
『フォトランゲージ』とは…
・写真を見て、わかることや疑問を考える
・背景や写真に写っている人の気持ちを想像
・話し合うことで、多様な捉え方や考え方に触れる
・子どもの育ちを読み込む
アクティブラーニングの手法の一つです。
第1部:フォトランゲージ
今回の写真はこちら!!
●何歳児で何をしているのかな?
・縦割りクラス 砂場遊びをしている。
・自分が入れる大きさに大きな穴を掘っている。
・年下児が年上児の真似をしている。
・モグラたたきのようなものを作っている。
・いろんな遊びを継続している中でこの形ができたのでは?
●子どもたちの取り組みはどのように発展していくのかな?
・大きな砂山ができていく。
・友だちが掘ったものに入りたい。
・掘り続けていき、隣の穴ともつながっていく。
・バケツが積み重ねていった 水で固めていったのでは?
・この日だけではなく、過去の積み重ねがあってこの形になったのでは?
●保育者はどのような援助や配慮が必要かな?
・砂が目に入らないように気を付ける。
・穴につまずいて怪我をしないように。
・友だち同士や異年齢で遊んでいるので見守ることを大事にする。
・穴に入りすぎず窒息しないように気を付けながら見守る。
・潜っているときに砂が崩れて埋もれてしまわぬようにしたりすぐ助けられるように近くで見守ったりする。
・いろいろな大きさのシャベルを用意している。
・どうしてつぶれてしまったり、目に入ったりしてしまったのか、次へつながる配慮を子どもたちと考える。
●この活動は、どんな風に、今後展開されていくのかな?
・幼児期に繰り返してとことん遊ぶことが大切。
・どれだけ遊んだものを残してあげられるか保育者の配慮や環境設定の大切さを改めて学んだ。
・大人はいろいろ行事を体験してほしいと思うこともあるが、子どもによっては好きなことで満足いくまで遊ぶことが大切なのではないか。
●フォトランゲージやってみた学び・感想
・自分の園ではなく子どもの様子を見ていろんな意見に触れることで、いろんな考え方があるのだなと感じることができた。
第2部:保育マインドチェンジ
今回シェアされた話題です♪
・小規模保育園に転職した。そこは0歳児から2歳児 すべて合同。
・生活の流れが全て決まっており、年齢に合った保育ができていない。
・0歳児も眠りたいときに眠れない。
・1歳児が散歩中眠たくてフラフラしているときにも「散歩中に歩かないと昼寝の時寝ないから。」といって無理に歩かせる。
・園長に伝えたがあまり話を聞いてもらえなった。
・他の先生は違和感を感じているが慣れてしまっている。
・行政が来た時と普段の姿が全然違う。
・園長より上の施設長が来ると職員の空気感が変わる。
◎このような意見がでました◎
・1人の保育士が声を上げるのは難しいのでは。
・姉妹園があるのであれば、園長レベルで話を出さないと難しいのでは。
・運営側や行政からのアプローチが出てこないと難しい。
・保護者からクレームが出ないのか?
→園長が怖くて保護者も意見が言えない。
・率直に話せる同僚がどれだけいるか?同僚で話して運営側に言うのもいいのではないか。
・行政に匿名で連絡する。
・保護者に現状を話して行政に連絡してもらう。
・自治体は保育士からの内部通報はあまり取り合わないが、保護者からは敏感ですぐ動いてくれる傾向がある。
そうすることでヒヤリングして自治体が抜き打ちで来ることもある。
◎参加者の意見を聞いて◎
・行政を頼るという考えは今まで浮かばなかった。
・新たな相談場所が見つかった気がする。
最後の振り返りでは…
・どこの園も一緒なんだなと感じた。
・保育者側の相談窓口がないのが厳しい。
もしそんな場所があれば気軽に相談したい。
・主任をしていると愚痴が言いにくいのでリフディのようなサードプレイスで愚痴を言って改善策を見つけることができ嬉しい。
・戦おうとするとむずかしいし心が疲れてしまう。相手を変えるのは難しいので自分の周りに仲間を増やしていく。また自分の行動で信頼関係を深めていったり、自分自身を守っていくことが大切。
立場や役割の異なるさまざまな人が集まるからこそ、うまくいくアイデアに出会えます。
保育に携わる皆様、ぜひ一緒に学び合いましょう。
次回のご予約は下記フォームから!