今回のリフディ(Refdy = Refresh & Study)は、
学びを深めたい人、現在悩みを抱えている人等が参加してくださいました。
なお『みん研』の研修プログラムにもなっています。
(みん研についてはこちら)
参加いただいた皆さん、ありがとうございました
今回の参加者は8名、保育士の方々が悩みを共有し一緒に考えていきました。
リフディは2部構成です⭐
ファシリテーターであるHacchi先生から人間関係が今よりうまくいくヒントを学ぶワーク形式の第1部、
グループに分かれてそれぞれの体験をシェアする第2部の順に進行しました。
第1部のテーマは<目的を意識する>
人と関わる中で「あの人は何を伝えたかったのだろう…?」と悩んだりしたことはありませんか?
ちょっとした人の言動行動にまで意識すること難しいですよね。
人の言葉の背景には建設的な目的(積極的に物事をよくしようとすること)があります。
これを意識することで受け止め方が変わり、自分自身と相手を勇気づけられ、困難を乗り越えられるようになってきます。
具体的には、
人の行動には「原因と目的」があり、『目的』 に目を向けることで、より困難を乗り越えやすくなるというものです。
まずは実践をしながら考えてみました♬
例えば、自分が一緒に働いている保育士に、もうこれは信じられない!ということをされたときに、
「どうしてこんなことをするのだろう?」と怒ったり悲しんだりするとします。
これは『原因』着目している状態と言えます。
一方で『目的』を意識すると「あの人はきっと私に〇〇のようになってほしいから、〇〇したのではないか。」と未来志向になり建設的な目的があることに気づいていきます。
相手の行動について、なぜと考えるよりも、何のためにやっているのか?を考えることで前向きになりそうですよね(*’ω’*)
第2部「グループごとに、それぞれの体験をシェア」
参加者から全体にシェアされた話にはこんなものがありました。
〈とある担任保育士の保護者対応について思うこと〉
※とある園長先生からの話でした。
・保育士をしている保護者で以前から気になっている方がいた。
・保育参観の日程が何回か変わっているが担任が無関心のような気がする。
・同じ保育士なため保育についても問われることが多い。こちらの保育の意図は伝えてはいるがなかなか思いが伝わらないことがある。
・担任としてその保護者に対してあまり関わりたくない気持ちもわかる。しかしそのままでいいのだろうか。
悩みに対してこのような意見が出ました☆彡
・クラスリーダーと保護者の相性が良くないのでは?
リーダー自身が「この人と合わないかも」と思ってしまうとその雰囲気や苦手意識が他のクラス担任にも伝わっていく。
・新人保育者の目線としても上の人が「この保護者はこんな人」と決めつけてしまうと関わりにくい。
・担任(特にリーダー)は実際どう思っているか。
園長自身が「この人に任せるのは難しいのでは…。」と感じているのであれば違う保育者に任せてもいいのではないか。
・保護者対応に関してどこまでを担任、主任、園長が対応するのか今後仕組み化が必要なのでは。
明確な流れがないので混乱も起こりやすいのではないか?
参加者の意見を聞いて◎
・小さいことが積み重なると心にモヤモヤとしたものが大きくなる。しかし分解し整理していくと解決していく気がする。
・仕組み化はまだ新設園なのでできていなかった。
・担任が実際どう感じていて、どうしていきたいのか今後相談していく。
他園の話を聞くことで自分の園では見えてこなかった視点を見つけることができたようです!
最後の振り返りでは…
相手に対して「どうして?」「なんで?」と考えるよりも、相手とは違う自分の中の考えを深めるチャンスなのではという話がありました。
他者の考えを知ることも大事ですが、保育者一人ひとりが自分の意見を大事にしながら、相手の意見とバランスが取れるとまた違ったものが見えてくるかもしれませんね♪
日々の悩みを相談できる。保育や職場の人間関係が、今よりうまくいくヒントを得られる。
悩みを分かち合い、共に考え、アドバイスし合う。それが、リフディ(Refdy)です。
立場や役割の異なるさまざまな人が集まるからこそ、うまくいくアイデアに出会えます。
保育に携わる皆様、ぜひ一緒に学び合いましょう。