☆☆☆園長ぷちコラム☆☆☆
【 子どものチカラ 】
〜1歳児の保育〜
お昼、1歳児の食事前の時間を手伝いました。
担任は食事の準備と着替えに分かれています。
私は遊びの空間に着きました。
食事の準備ができると、担任が声をかけます。
「ごはんの仕度できたよ。待っているね」
その後の様子を見届けていると、自分のタイミングで遊具をもとに戻し、納得して食事に向かいます。
着替えが済んでいない子(丁寧に関わるために順番)が着替えに誘われます。
「ごはんの前に、きれいな服に着替えようか?
待っているね」
せっかくつないだブロックが手放せない様子。
電車に見立てて床を走らせてみて、ちょっと考えて棚に向かいました。背伸びをして、棚に乗せようとします。
「ここにとっておく?」と聞いてみると、
笑顔で大きく頷く。
保育士のもとへ足どり軽く向かいます。
誘ってもすぐには来ない。小さくても、“気持ち”“意思”があります。
声はかけるが
「待っているね」
しつこく誘い続けない保育士は、
子どもが自分で行動するチカラを信じている。
そのように感じました。
とても心地よい空間で子どもが生活している。
信頼関係=子どもから信頼されることから始まるのではなく、子どもを信頼することから始めるのでしょう。
学ばせてもらいました。
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